都市計画研究室(村山顕人准教授・真鍋陸太郎助教・似内遼一助教・吉田崇紘特任助教)
2022年度卒業研究案内
2022.4.7更新
都市計画研究室では、環境負荷の低減、防災・減災、人口減少・超高齢社会への適応といった課題に、都市や都市を超えて広がる生活空間の形成と維持管理を通じて取り組む方法を探究しています。都市の空間像の構想と実現方策の検討、土地利用・都市形態の変容過程とそれへの効果的介入、産官民協働の都市形成管理手法、これらに必要な都市情報の収集・処理・表現方法等、その過程を高度化するまちづくりDXなどが主な関心領域です。
都市計画研究室の研究テーマのキーワードは以下の通りです。ただし、卒業研究は必ずしもこれらにこだわる必要はありません。卒業設計も指導します。自らの関心に基づき自主的かつ積極的に探究する人を歓迎します。受け入れ人数は5名です。
Keywords
都市基本計画、土地利用計画、市街地整備、地区計画、土地利用・市街地形態コントロール、計画策定プロセス、持続性評価、まちづくりDX、都市情報、多主体参加、参加手法
- 持続可能な都市構造・都市形態の計画とその実現手段
- 都市圏計画・都市マスタープラン・立地適正化計画の策定技法
- 公共交通指向型開発(TOD)
- 都市全体の持続性評価
- 地区の計画・デザイン・マネジメント
- エコディストリクトの枠組みの日本のまちづくりへの適用
- 開発街区とその周辺を対象とする持続性評価を軸とする次世代エリアマネジメントの検討
- 超高齢社会を支える市街地やコミュニティのあり方
- 緑農住複合市街地の計画とデザイン
- 都市情報とまちづくりDX
- 都市空間情報の解読・収集・可視化・記述・記録の技法
- 現代的都市計画・まちづくりに必要な情報の探求
- ビッグデータやソーシャルメディアの都市計画・まちづくりへの活用
- 都市計画を支援する都市情報システムの構築
- 商店街での情報提示デバイスの活用方法の探求
- 都市計画・まちづくり分野における気候変動緩和策・適応策
- SSP・RCPシナリオに基づく市街地将来像の検討
- カーボンニュートラル実現に向けた都市の持続性評価システムの構築
- ビッグデータを活用した個別建物・道路の二酸化炭素排出量の評価と可視化
- CFD(数値流体力学)解析を活用した都市空間の温熱環境シミュレーション
- 将来的な気候変動影響を考慮した長期的土地利用計画の検討
- 市街地の環境実測(温度・湿度など)に基づく暑熱リスクの評価
- 既成市街地における気候変動緩和策・適応策の検討
- 市街地形態に応じた気候変動緩和策・適応策の評価
- 市街地の変容実態
- 都心複合市街地の変容実態
- 空洞化しつつある郊外住宅地の空き家・空き地問題の実態
- 計画住宅地とスプロール市街地の変容実態
- 都市農地を含む市街地の変容実態
- 都市計画関連制度
- 都市計画法・建築基準法・都市再生特別措置法・まちづくり条例
- 都市成長管理の手法
- 街並み形成の手法
参考
説明会
- 4/13(水) 9:00-10:00
- 4/14(木) 9:00-10:00
- 4/20(水)17:00-18:00
- 4/25(月)13:30-14:30
対面(工学部14号館11階1106号室)・Zoomのハイブリッド方式で開催します。Zoomのアドレスは4年生のメーリングリスト等でお知らせします。
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